若尾歯科医院からのお知らせ

2012.11.08

今回のお知らせは虫歯の予防についてです。

前回と前々回で、”なぜ虫歯なるの?”というお話を2回に分けてさせていただきました。今回はこのお話を踏まえて虫歯の予防についてお話しさせていただきます。
前回までのお知らせに目を通していただけている方は、虫歯は様々な原因が複雑に絡み合って起こるというのはご理解いただけていると思います。虫歯にならないようにするにはこの原因に一つ一つ対策を立ててあげればいいわけです。

  1. ①糖の摂取を控える

は虫歯の原因菌のです。糖を代謝して酸をつくります。糖の摂取を控えることで虫歯を抑制することができます。糖の入っていない代用甘味料のキシリトールなども虫歯を抑制する作用があります。

  1. ②歯磨き

虫歯の予防はやはり歯磨きが一番です。細菌は一度プラークになったらうがいなどでは落とすことはできません。ただし力任せに磨くのではなく、一本一本丁寧に磨くようにしましょう。

虫歯が好発するのは、歯の溝の部分歯と歯茎の境目歯と歯の間です。意識して磨きましょう。歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいこともあります。積極的に歯間ブラシ糸ようじ(デンタルフロス)を使用するようにしましょう。
夜寝ているときは唾液の分泌が少ないため、虫歯が作られやすいです。夜寝る前の歯磨きは特に意識して行うようにしましょう。

  1. ③フッ素の使用

フッ素を使用することで、エナメル質を形成するハイドロキシアパタイトといわれる結晶をフルオロアパタイトといわれる酸に溶けにくい結晶に一部変えることができます。
酸に抵抗性をもつことで虫歯を予防することができます。
市販されている歯磨き粉の中にはフッ素が添加されたものも多くみられます。また高濃度のフッ素を年に数回塗布することも効果があります。フッ素の塗布はご家庭では行えませんのでご来院ください。特に乳歯や、生えたての永久歯はフッ素の取り込む量が多いために効果が高いです。

  1. ④間食の回数を減らす

食べ物が口に入ると一気にお口の中は酸性に傾きます。唾液の働きで中性に戻りますが、戻るのには時間がかかります頻繁に間食していると、中性に戻る前に再びお口の中が酸性になってしますために非常に虫歯になりやすい環境になります。間食は回数を増やすのではなく、一回に摂取する量を増やして回数を減らしましょう

  1. ⑤夜寝る前の飲食は避ける

夜寝ている間は唾液の分泌量が減り、PHを中性に戻す働きも低下します。寝る前40分以降の飲食は避けるようにしましょう。

  1. ⑥MIペーストの使用

MIペーストという新しい虫歯予防方があります。

再石灰化を促し、唾液の中和作用も助けてくれるために虫歯の予防に効果が高いです。小さなお子様でも毎日ご家庭で安心して使用できますので、乳歯の虫歯予防に適しています。また歯並びが悪い方、矯正治療中の方、歯に白斑(歯の石灰化不良)が見られる方、初期の虫歯がある方、唾液の分泌が少ない方にお勧めです。

以上、虫歯の予防方法でした。虫歯にならないようにするにはご家庭でのケアが重要です。このお知らせを読んでいただき、少しでも意識してケアして頂けたらと思います。

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