インフォームドコンセントとは十分な説明の後の同意もしくは拒否のことを言います。痛くないのに歯を抜かれた。突然歯を削られた。こんな経験はございませんか?一昔前の医療は医師の裁量で治療を行ってきました。しかし患者さんには当然今から行われる治療内容の説明を受ける権利、そしてそれに同意したり拒否する権利を持っています。治療する側は十分な説明を行う義務があります。
当院では治療内容に患者さんが納得していただけるように十分な説明を行います。また、百聞は一見にしかずという言葉があるようにただ聞いただけではなかなか理解はできないものです。説明内容をビジュアル化することで患者さん自身がお口の中の状態を把握しご理解いただけるように心がけています。
通常のレントゲンと比較して被ばく量が80%も抑えることができます。撮影したレントゲンをパソコンの画面上で説明します。
自分のお口の中はなかなか見えないものです。とくに奥歯の歯と歯の間や溝にできた虫歯は鏡では見ることは難しいでしょう。口腔内CCDカメラを使うと見えづらい場所でも鮮明に撮影できるのでお口の中の状態をご理解して頂くことができます。
MedVisorというアプリケーションを使用して説明しております。このアプリケーションは200以上の3D動画をipadで見ることができ、実際には理解しにくい虫歯の治療や根管治療の流れが一目瞭然です。
歯は削る量が多ければそれだけ歯の寿命が短くなります。昔は小さな虫歯でも取り残しがないように大きく削る治療が一般的でした。しかし削った歯は虫歯になりやすいためしばらくすると虫歯が再発、また大きく削って詰める。
また再発して神経の治療をしてかぶせる。
しばらくしてかぶせたところも悪化して抜歯になる。
これでは大切な歯を長く持たせることはできません。
MIというのは最小限の侵襲という意味です。つまり今ある歯をできるだけ残していくということです。当医院ではこの考え方を基にできるだけ削らない治療を目指しています。
できるだけ歯を残していくためにはそもそも虫歯にならないことが重要です。
そしてもし虫歯になったとしても再発しないようにできるだけ削らない治療を行うこと。治療が終わった後は定期的にメインテナンスを受け治療した歯やお口全体の健康を維持することが重要だと考えています。
麻酔の注射を行う前に表面麻酔を塗ります。これは麻酔で使用する注射の痛みを和らげるための処置です。
また麻酔で使用する針もできるだけ細い針を使用しています。電動麻酔器の使用により一定の圧力での麻酔の注入ができるため、ゆっくりと痛みが少ない麻酔の注入が行えます。
当院の技工物は院内で作製しております。型取りから完成までが院外の技工所に比べて早いという特徴があります。また入れ歯の修理なども迅速に行えます。